Let's embark on a new journey

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お知らせ


「本当にやりたいことってなんだろう?」

こう自分に問う若い頃が、私にもありました。

 

当然ながら、旅行に行きたいとか、誰かに会いたいとか、何が食べたいとかそういうことではなく、

将来、収入を得る手段としてのやりたいことの話です。

 

20代前半の頃、私はいつも「誰か教えて!」と思っていました。

いくら考えてみても、本当にやりたいと心が動くような対象を見つけられずにいました。

大学に在籍はしていたものの、その国家資格を得てその仕事をやりたいという気持ちは

資格試験に合格する段階になっても、とうとう湧いてくることはありませんでした。

 

そんな私が、本当にやりたいことをどうやって見つけられたのか

当時を振り返りながらお伝えします。

 

英語との出会い

 

中学1年生から始まった英語の授業。それまで勉強らしい勉強はあまりせずにいた

私でしたが、中学入学を機に勉強に目覚めることとなりました。

 

一番好きだったのが、英語でした。勉強すればするほどテストで高得点が取れることが

嬉しくて、初めて得意科目と呼べる科目ができたのでした。

 

高校2年生で英検2級を取得しました。大学受験は前の記事に書いた通り

大失敗してしまいましたが、心にぽっかり空いた穴を埋めてくれたのが

英語でした。

 

滑り止めの大学に入学後、「英語を話せるようになりたい!」「新しいことを始めたい!」

と思った私は、「駅前留学」のキャッチコピーで有名な大手英会話教室の門を叩くことになりました。

 

それまで学んだライティングやリーディング中心の受験英語とは違い、スピーキングを中心に学び始めたのですが

練習すればするほど上達していくのが面白く、また自分が別人に生まれ変わったような気もして

英会話の予習復習やレッスンを受ける以外にも、NHKラジオの英会話のテキストも買い

毎日ラジオで聴くぐらいハマりました。

 

そんな中で、一つ夢ができました。

 

「海外留学したい!海外で暮らしてみたい!」という強い思いが湧き上がってきたのです。

 

初めての語学留学へ

 

大学2年生の夏休みに、イギリスのロンドンへ語学留学させてもらえることになりました。

ご夫婦と息子さんの3人家族の家庭にホームステイし、地下鉄で郊外の語学学校へ通いながら英語を磨いていく中で

様々な国の人たちとの出会いがありました。週末にはバスや列車に乗って遠出したりして、イギリスの美しい景色や

街並みを目に焼き付けました。

現地での生活を通じて、ペラペラとまではいかなかったものの

ある程度英語でコミュニケーションを取れるまでに成長することができました。

 

その後帰国し、大学卒業まで英会話教室へ通い続け、独学でも学び続けました。

好きだから、途切れることなく、難なく続けることができたのです。

 

卒業後、無職期間に入る

 

実は、なんと大学卒業後、国家資格まで得たというのに

私はとんでもない選択をしてしまいました。

 

「就職しない」という選択です。

 

周りが次々と就職を決めていく中で、私はどうしても就職活動をすることが

できませんでした。その仕事をやる気がどうしても起きず、

「私がやりたいことは、これじゃない」と言う、無意識の強い思いが働き

両親に多大な迷惑がかかるその選択をしてしまったのでした。

 

そんな中、ある話が舞い込みます。

 

年の近い親戚が、夏から1年間イギリス留学をするという話を聞いたのです。

その時、なぜか心がざわつき

「私も行きたい!」とまたしても強い気持ちがどこからか湧き上がってきたのです。

 

1年間の語学留学へ

 

再びイギリスへ行くことになりました。今度はオックスフォードです。

ご夫婦2人暮らしの家にホームステイさせてもらい、翌年の夏まで1年間語学学校へ通いました。

メキシコ人の友人とギリシャ旅行へ行ったり、韓国人や中国人の友人とホームパーティをしたりし

現地の人たちとはなかなか交わることが叶いませんでしたが

生涯の友人を得ることもできました。

 

比較的長期間の滞在で、耳も口も慣れ、英語力をまた一段あげることができたのです。

 

帰国し、(ようやく)就職する

 

夏に帰国し、23歳を迎えた私はやっと割り切って就職することを決意しました。(←当然のことですが・・)

難航しましたが、ここで得た職場での経験も、私の運命を変える一つのきっかけになりました。

 

私の持っている国家資格とは、臨床検査技師の資格です。

雇用された部署には多くの医師がおり、一般的な検査技師の職場とはかなり違っていました。

 

医師と共に仕事をし、それを間近に見ながら

いつしか憧れを持つようになっていました。かつて医師を目指していた頃は

ただ何となく目指していたのが

本物の仕事に直に触れることで、その尊さに心を奪われていました。

そんな矢先に解雇通告を受けたことと、その後世界一周の旅に出たことは、前の記事に書きました。

 

世界一周するという夢が生まれたきっかけは、英語が話せるようになりたかったこと

 

振り返って思うことは、全ての出来事は繋がっているというシンプルな事実です。

世界一周に出るという夢を実現できたのは、

そもそも英語が好きで話せるようになりたいと思ったことがきっかけです。

 

ある程度英語を使えるようになり、

ギリシャやイタリア、イギリス国内を自力で旅することができるぐらいになったことが

世界一周もきっとできるという自信につながったのです。

 

英語との出会い、学びは私の人生を大きく変えました。

世界一周の旅を経て、私は医師になるという夢を思い出し、後悔しない人生を選択することができました。

 

しかも、高校卒業以来、英語を途切れることなく学んでいたおかげで、医学部へ入るための受験勉強は

英語以外の科目に集中することが可能になり、最短期間(1年)で合格できたのです。

 

合格しそれまでの人生を振り返って気づいたことは

 

「好きなことを続けていたら、いつの間にか大きな夢を引き寄せていた」

ということでした。

 

好きなことは、人生を変えるのです。

 

結論

 

それまで思っても見なかったような大きな夢に辿り着く経路は、人それぞれだと思います。

私の場合を今回お伝えしてきましたが、好きで英語を学び始めた時には

まさか自分が、20代後半を迎えて医師になると決意するとは

夢にも思っていなかったことです。ましてやそれを実行できたなんて

いまだに信じられないぐらいです。

 

だから、何をすればいいかわからない、何かモヤモヤとして充実感のない人生を送っている・・という人は

小さくてもいいから、好きなことを追求していくことです。

追求していく中で、思ってもみなかったような出会いや情報に辿り着けるかもしれないのです。

 

医師になってからの人生でも、予想外、想定外の出来事が起こり、今の場所に連れてきてくれました。

その話も、そのうちご紹介したいと思います。

 

これを読んでくれたあなたが、後悔しない人生を選択できる一歩を踏み出せることを

心から祈っています。